ラグのオススメ選び方

用途に合わせたラグ選び

用途に合わせたラグ選び

  • リビングでのラグ使用スタイル

    リビングでのラグ使用スタイル

    ラグに座るスタイルの時は足元が柔らかく安心感が生まれます。ラグを背もたれにして床に座るスタイルの場合は床でゴロゴロできるサイズの長い方が2m〜2.5m、短い方が1.5m〜2mくらいを選ぶといいでしょう。敷き方はソファの下まで敷き込んでしまうとどちらも重なり過ぎてしまう為、ソファの手前か前脚の下に掛かるくらいがベストです。

  • ダイニングのラグ使用スタイル

    ダイニングのラグ使用スタイル

    ダイニングテーブルのサイズによってラグのサイズを決めます。細かな決まり事は特に無く、簡単に言うとテーブルと同じサイズ以上で、大き過ぎなければ大丈夫です。丸のテーブルに長方形のラグもとてもよく似合います。

  • 玄関マットやその他の使用

    玄関マットやその他の使用

    玄関マットは玄関に上がったスペースの足元だけにフォーカスし過ぎると小さく捉えがちでマット自体も小さめで設定してしまいがち。玄関全体をエントランススペースと捉えて小さくなり過ぎないマットのサイズ感で選ぶとセレクトの幅が広がります。

  • ベッドルームのラグ使用スタイル

    ベッドルームのラグ使用スタイル

    ベッドに上がり降りするスペースに合わせます。寝床から起きて床に足を付けた時に床の感触や温度から足元を居心地よくします。こちらもなるべく大きなサイズを合わせるとベッドとのバランスが取りやすくなります。おすすめは1.5x 1mのサイズです。ベッド全体を覆うサイズもバランスがいいです。

どんなお部屋にどんなラグが似合う?

トライバルラグが魅せるお部屋

床や壁、アートとして魅せる空間演出。

イランの部族達によって織られたラグは抽象画にしても良いくらい「アート」になります。G.E.Mでは「Rug is Art」と言っています。床に実用的にも使えるアートとして取り入れたり、壁にタペストリーアートとして飾ったり演出は広がります。

デザイン性の高いインパクトは絶大!
ヴィンテージラグ(オールドトライバル)。

トライバルラグは部族によって作り出された赤や青の幾何学的なデザイン。ビンテージ(オールド)となると、より味わい深い雰囲気のあるものに。シンプルな空間に「アクセント」としてインパクトは絶大です。

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  • ラグがアートになる

  • 手織りのデザインを感じる空間

  • 猫たちの足元を優しく

お部屋全体の空間に、
歴史感じるペルシャ絨毯。

世界一の絨毯と言われる「ペルシャ絨毯」。緻密で精巧なデザインは空間に「品格」を与えてくれます。トライバルラグを起源としてペルシャ絨毯は当時の国王によって文化が磨かれ現在の姿形になっています。現代の手織りラグの総集編、完成形と言える工芸品でしょう。

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  • インパクトあるフロア演出

  • 凛とする和室へ

  • 本物を合わせる

ラグ選びの上級者向け?
ヴィンテージラグ(オールドトライバル)とペルシャ絨毯の違いとは

トライバルのヴィンテージラグは幾何学的なデザイン、一方ペルシャ絨毯は模様が細かく洗練されたデザインです。空間に「凜とした空気感」を出すにはトライバルよりペルシャの方が出せるでしょう。空間のテイストは特に関係なく、ペルシャは合わせる事が可能なのが凄いところです。

北欧スタイル、ミニマルスタイルなインテリアに

シンプルな柄が多く、他家具とも合わせやすいコーディネートが可能。

北欧スタイルといえば、フィンランドの有名な建築家「アルバ・アアルト」の自邸が有名です。彼がベニワレンを自宅に多用していることから北欧デザインには相性が良いと言えるでしょう。ベニワレンはほぼ白い原毛のデザイン。様々なジャンルの空間にすぐに溶け込みインテリアを引き立たせてくれます。

北欧デザインにも相性の良い、
モロッコからの本物ベニワレンラグ。

ベニワレンは原毛で作られており織り方も非常にざっくりしている為、ラグ自体が手作り感の雰囲気があります。北欧のヴィンテージ家具や小道具や民藝を合わせた空間には相性が良いです。猫や犬もベニワレンはとても好まれます。ペットとの生活も相性がとても良いです。ベニワレンはシンプルなので沢山のラグを部屋に敷き詰めても部屋が明るく爽やかになります。冬はもちろん暖かく床暖房の熱もゆっくりと保管してくれます。

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  • 優しさ溢れる場へ

  • 空間を分かつ演出

  • 羊毛(ウール)の心地良さ

シンプルでありながらもアート性の高い、
良質なギャッベ・キリム。

ギャッベは現地の部族達がその文化を継承しながら受け継がれてきた伝統的なデザインに、現代アートを取り入れた非常に多様性のあるラグです。過酷な砂漠の環境にも耐えられるように作られたそのラグは、良質なウールで作られており、実用的にも使い勝手が良く、完成されたアート性の高いラグと言えるでしょう。

キリムはラグの歴史の中でも最も古いもので、構造は平織りで簡素です。そのデザインも部族の色が濃いのが特徴です。現代の空間に中東の雰囲気を取り入れる際には使えるアイテムでしょう。平織りなので丈夫さがあり、水回りや日常の生活感のある場所に相性が良いと言えます。

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  • 床で快適に寛ぐ心地よさ

  • ライオンたちがお出迎え

  • ヴィンテージを魅せる部屋

上品な演出が◎な柄模様
キリムとギャッベの違いは?

キリムとギャッベの違いは、その構造にあります。ギャッベには「パイル」と言われるいわゆる毛足があるのに対してキリムはありません。平織りがほとんどです。毛足が無いメリットはハードに使え頑丈なところです。デザインは構造の関係から簡素で直線的なものがほとんどです。例えば水回りにキリムを持ってくれば、違和感なく演出の難しい場所に上品な演出ができるでしょう。ギャッベはデザインを選べば非常にシンプルなものがあります。和や洋のジャンルを問わず、シンプルで上品な演出を取り入れたい時にはとても重宝するでしょう。

トライバルラグの産地別のデザインの特徴

  • 3つのメダリオン

    3つのメダリオン

    メダリオンの柄には色々と意味があります。基本的には家内安全や繁栄を意味するものが多いデザインですが、もっと根本には宇宙・宗教観が表現されています。モスク寺院の天井を見上げるとまさにメダリオン柄になっていて宇宙の中心と言われています。中に十字やお花に似ているデザインなど豊作や子宝を意味するものもあります。

  • マヒ紋様

    マヒ紋様

    菱形紋様を中心に4匹の魚が描かれたデザイン。ペルシャ語でマヒ=魚を意味します。さらに歴史を遡ると魚の形は葉っぱとしてデザインされている絨毯が存在し、そのクオリティから葉っぱ→魚になったのではとも言われている。

  • 羊の角

    羊の角

    フック状のデザインは羊の角とされ悪い事から家族を守るという魔除の意味を持つとされています。その他、鳥のデザインは神の使いとされて縁起物の意味で使われています。

  • ボテ紋様

    ボテ紋様

    現代のペイズリー柄の昔のデザインです。イランが発祥のこのデザインは松ぼっくりからデザインされています。スコットランドのペイズリーからこのデザインが世界的に広がって行ったためペイズリー柄として認知されています。

  • 唐草紋様

    唐草紋様

    エスリミー紋様と呼ばれペルシャ絨毯にはよく使われるデザイン。シルクロードを通じて日本に入り唐草紋様として認知されている。子孫繁栄、永遠に栄えると言う意味が込められている。

  • へシティ紋様

    へシティ紋様

    基本的には9つの生命の樹からなるパネル紋様。パネル一つ一つに生命の樹が描かれ天国を描いていると言われている。様々な絨毯に昔から描かれており人々が強く願っているデザインとされる。

  • ギュル紋様

    ギュル紋様

    様々な部族によって特徴がありトルクメン絨毯のデザインではギュルが多く描かれている。部族によって異なる為、日本の家紋に似ている意味を持つとも言われている。基本的には「花」を意味し大きさやデザインが同じ連続柄になっている。

  • ライオン紋様

    ライオン紋様

    イランにもライオンが生息し実はアジアで最後に確認されたのは1941年のイランでした。その存在感から権力の象徴とされ絨毯にもデザインされてきた歴史があります。しかし、約300年くらい前にはほとんどの地域で狩猟によって生息が激減し、20世紀に確認されたのも稀なことでした。今ではイランにはライオンはいない為、想像で描かれたライオンデザインのかなり変わった柄が存在します。一見するとワニか猿に見えるものもあります。

  • 狩猟紋様

    狩猟紋様

    狩猟は古代ペルシアの時代から人間同士の戦いの練習としても必要で好まれてきた歴史があり、権力者にはとても好まれた文化であると言えます。イラン人や絨毯の愛好家たちにとって、その狩猟文化をデザインとして織られた絨毯はとても魅力的に扱われていて人気のあるデザインと言えます。

天然ラグの使用について、お手入れや洗濯などは?

ホットカーペットとしては?

ラグとホットカーペットとしては?

ホットカーペットの使用は問題ありません。ラグが手織りなのでサイズに規定が無いため、ラグのサイズにフィットしたホットカーペット探さないといけませんが使用上の問題はありません。

床暖は大丈夫?

ラグと床暖を合わせて使用大丈夫?

床暖の使用は問題ありません。フローリングで直接温度を感じる時よりもラグを通して熱が伝わるので、より柔らかい暖かみで感じられます。

洗える?お手入れ方法

ラグは洗える?お手入れ方法

ダイソン掃除機などの吸引力やローラーの強い掃除機は基本的にNGです。ほうきかコロコロでゴミを取りましょう。水洗いは可能ですが、乾燥が一般の家庭では難しいです。乾燥しないと雑菌が増える原因となるます。クリーニングは弊社の手洗いがおすすめです。

汚れ対策は?

ラグの汚れ対策は?

汚れの種類やラグの種類によって対処の方法は異なります。しかし、基本的には汚れの原因となる液体は「すぐに拭い取る」が必須になります。応急処置が終わったら弊社へ連絡頂けますと対応させて頂きます。応急処置の基本的なやり方は汚れをゴシゴシ拭き取るのではなく、「汚れの液体自体を吸い取る」です。そのあとは処置の方法が様々ですのでプロにお任せください。ご自身で対応しない方が結果が良好の場合が多いです。

ほつれ、穴あきの心配

ラグのほつれ、穴あきの心配

ヴィンテージは購入時からほつれや汚れ、破れなどがあります。その部分が生活に支障をきたす程度になって来た時は相談してください。どんな修理でも基本は可能です。

一生使用できるラグを選ぶ、
末永いお付き合いできる一点モノのラグを。

ラグを選ぶポイントは「好きなものに囲まれて暮らす」の原則に合わせることだと思います。お洋服を選ぶことと同じでサイズやデザインにある程度の規則性はありますが、まずは「ときめく」かどうか。空間にはラグを合わせる場所はいくらでもあります。自分が好きであればそのコーディネートに不正解はなく正解しかありません。手織りのラグは一生の付き合いになります。そして手織りのラグは人間の寿命よりも長いもの。いつか誰かに繋げます。様々なラグが世の中にはありますが、あなたがもし手織りのラグを選んだとしたら、そのラグは誰かが思いを込めて手で編んだ世界に一つだけの物です。そしてあなたが世界に一つだけのそれを「ときめき」と共に大切に使い、使い込むごとに味わい深くなっていった世界に1つだけのラグを次に繋げます。ロマンがあると思いませんか?